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姑獲鳥の夏

ようやっと観に行きました。
TOEI
金曜日だというのにぱらぱらとお客さんは入っていたようだ。
いよいよ来週までの上映なので焦っているのか!?私を筆頭に・・・・!

「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」
冒頭より京極堂(堤真一)の声で始まった映画は実相寺監督の色に染まっていた。
実相寺監督作品は「D坂の殺人事件」で初めて知り、映像美に惚れ込んでしまった、監督さんである。今、TBSのウルトラマンマックスでも特別監督をされるとの話をきき、云十年ぶりかでウルトラマンを堪能している。
と、余談。
閑話休題でした。
さてさて、今回の映像も美しかった。
音楽も独特の雰囲気で彩られ、ますます京極堂の世界へと誘ってくれる。
まあ、難を言えば、この独特のゆるい空気が眠気にリンクする瞬間が時折あったのが辛い。
己の匙加減か。
梗子・涼子役の原田知世がなかなか凄い。
どちらかといえば主役クラスの人選に?だった。でも観てみると「これもありか」と思わせるけど、原田知世はずばりハマッていたように感じた。
原作も十年前の作品なのでもう一回読み返さないと詳細を思い出すのが難しいけれど、うまく2時間でまとめたと思った作品。(全作を読みきっていない俄ファンである。しかし、京極さんが出演されていたけど、まあ、まるまると...いえ、ずいぶんと体格よく...)

賛否両論はあるだろうけど、阿修羅城の瞳のCGを見せられた後では褒め言葉しか出てこないかも...。
確かに演出が過剰だった場面も否めないけど、私はアリだと思いました。
とにかくもう一回観ないと...。
by keronana | 2005-08-05 21:43 | 映画


主に映画と観劇の感想


by keronana

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