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好きな言葉

なんか6月1日に書いた「ダヴィンチ・コード」が3ヶ月くらい前に感じる。なんだかんだ言ってもこの6月はかなり充実していたみたい。
ちょっと、夏は身を引き締めよう。

最近東京は晴れ続きで夏到来!って感じかな!
うだるような暑さはもうすぐだ!
今日はそんな初夏の風をバックにkeroの昔話をば・・・・。





今は昔。
それは氷河期と言われていた就職戦争(その後は「超」氷河期だったね・・・)、手に職がある肩書きでも、この世界は結婚しても続けられる職業からなかなか空きが無く、就職先はなかった。
keroも例に洩れず就職浪人。
それでも、あの頃は選ばなきゃ、まだ就職にありつけた時代だった。

ところがkeroは選り好みをしていたのだ。
その理由は「家を出たい。一人で暮らしたい」という熱い思いから寮のある会社等を探していたから。
小学校の頃から一人で住むことに憧れていた少女は専門学校に寮があることを知り、ようやく機会が巡ってきたと喜んでいたが「東京の方は寮は・・・」と丁重に断られてしまったのでな。就職する際には絶対に一人暮らし!と決めていたのだ。専門学校に行かなければ就職していただろうから、自立と言う物に憧れを抱いていたのだな。

そんな矢先、中途採用ではあるが空きが出た。と学校から連絡が入った。
しかも「ぶらり途中下車の旅」で取り上げられるような場所。
小学生の時に東京で唯一の村と紹介された「桧原村」が近くにある場所。

・・・・。
いや、一人暮らしといっても・・・遠くに行きたいわけでは・・・。
と思いながらも背に腹はかえられないので、遥々2時間かけて現地へと採用試験を受けに行った。
そこは東京都の施設で、合格すれば準公務員だったのだ。

わはは!keroが公務員!と吹き出した方。あなたは正しい・・・。

そこの就職試験で出た質問がこれ。
「好きな言葉」あとは「家族」がテーマだったかな?
400字詰め2枚の作文だったんだけどね。
皆なら何を書く?








何人かには話したことあるので、またか・・・と思われるかもしれないけど。




てか、かなり赤っ恥をさらすようですが、あえて。




そう、keroは事もあろうに天上天下唯我独尊と書いたのです。
いやね、本来の意味は「天にも地にもワタシという人間は一人きりなのだから尊いもの、そして目の前にいる方も同じように尊いものなのですよ」という解釈。これも当然付けたんだけどね。
でも、びっくりしただろうな。
ヤンキーと思われはしなかったか・・・。
かなりな個性を露出してしまったのだが、でもそこは福祉施設。
仏教の言葉が逆によかったのかも。(かなりポジティブ思考)
まあ、実技試験もあったのだけどね。

でも意味を知るとなかなかいい言葉でしょ。
あの頃は本の虫だったので宗教の本を読んでいたところ、偶然記憶していたので書いてみただけなんだけどね。
でも帰ってからネタにしていたので、受かろうとも思ってなかった。
てかこの題材で合格するとは・・・。
施設長の寛大なお心に敬礼。

と、いうわけでkeroの初就職はなんと職員さんでした。
まあ、こんな性格なので公務員なんざ合うはずも無く、一週間後には「一年で辞める」と固く誓ったのであった。
念願の寮生活も経験したし。
まあ、この施設には他にも色々とよそ様では味わえないような経験をさせていただき、大変感謝はしているんだけどね。
最終週に友人が泊まりに来たんだけど、ちょっとしたカルチャーショックを与えてしまった。
まあ、友人にとってもいい経験よね。
わははw
by keronana | 2006-06-30 20:59 | その日の出来事


主に映画と観劇の感想


by keronana

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