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「ズビズビ。」

「ズビズビ。」_d0037486_1373628.jpg紀伊国屋シアター。
19時開演21時半終了(内10分休憩)
M列9番目

keroのお気に入りの役者さんのいる劇団M.O.P。
小市慢太郎さん。
マンタロさん。
(ご本人は小市マンと名乗っているが・・)
ぶっちゃけ、劇団☆新感線の「阿修羅城の瞳」を観る切っ掛けは天海姐さんでもなければ染ちゃんでもなかった。
このマンタロさんみたさだったのだ!
今ではテレビなどで大活躍されていて嬉しい限りです(^^)

前にも記述したけど、この劇団はkeroが良く観に行く芝居と異なり、ぐっと大人っぽい作品。
大人っぽいといっても、布のソファーに座って蓄音機からこぼれ出る音楽を聴く、ちょっと夕暮れ時のひと時。見たいな感じ?ってわからんよね・・・・汗。

言うなれば、役者が好きな劇団かもしれない。
前回もチラホラと役者さんを見かけたが、今回も数人いたらしい(小耳に挟んだ話でどうも・・・)。
作品自体は昭和の匂いがぷんぷん立ち込める、懐かしいような、なんといったらよいのやら。




今回の芝居は、4部構成になっているんだけどね、話が微妙に合わさるの。

第一話目は落ちぶれた銀幕スターの楽屋話。ファンと名乗る記者が、銀幕スター「南大作」の過去に封印した事件を暴いていく。(ずっと貴方が・・)

第二話目は田舎のどさ周りにきたある一座の楽屋でのお話し。「森の石松」の主役が当日にとんずらして一座は演目を変えたいが、地元のやくざの組長は石松を変えさせない。そこに昔、石松を演じた次男がひょっこり顔を出し・・・。(ビックな男)

第三話目は舞台監督を夢見て20年間劇場で働いている山田さん(?)は中学の時の初恋の人に偶然出会う。役者になっていたのだ。結婚を前提に付き合うことを決めた二人だったが、東京から草野くん(?)の息子が草野の元妻を連れてきて・・・。(ずいぶんな話)

第四話目は戦後すぐの時代設定。あるダンスホールの楽屋でジャズバンドのメンバーが語り合う。メンバーの一人が夢を抱き、アメリカへ渡米することが発覚し・・・。(ビタースイート)


なんだろう。
阿佐スパのように覚醒させてくれる刺激はなく、劇団☆新感線のようにワクワクする演出もない。地球ゴージャスのようなコントもない。なのにこんなに愛しいのは何だ?
安心感なのかもしれない。
彼らはどんなことがあってもM.O.Pなんだ。
流行とか関係なく、存在してくれる。
そういう頼もしい存在なのかもしれない。
心がほっこりします。

本当にオススメの劇団です。
by keronana | 2006-11-29 23:41 | 芝居/舞台


主に映画と観劇の感想


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